PIEGA TP-5を出品します。当オークションにてサブシステムにと入手しましたが、ほとんど仕舞い込んでいました。TP—5は一聴して音のスケール感、密度感にまず驚くことでしょう。そしてボーカルなどメインとなる音像の後ろにサイドマンの音が、それを引き立てるように定位することにもう一度驚くでしょう。往年の音は未だ健在です。当SPは下記のような状態ですが音に問題はなく、PIEGAの音を十分お楽しみ頂けることと思います。しかし新同品をお求めの方は入札をお控えください。発送は飛脚ラージサイズ便、200サイズ、2ケ口にて、しっかりした梱包を予定しています。■状態擦りキズが所々にあり、スタンド部と天板に塗装面のしみがあります。またリボンツイーターにしわがあります。■規格・サイズ幅:190mm、高さ:1110mm、奥行:210mm・重量:21.5kg・構成：2 1/2ウェイ（低域/13cmMDS×2、高域/LDR×1）・能率：91dB/W/m ・インピーダンス：4Ω・クロスオーバー周波数：35Hz～50kHz（±2dB）・発売時期 2007年1月 定価:472500円以下PIEGA TP-5についての「カリブログ２nd」様のHPより一部を引用させていただきました。○PIEGA独自のリボンツイーターが魅力的な音世界を創り出す・・・繊細で透明感があり、晴れ渡るような音の伸びを保ちつつ中高域にたっぷりと艶が乗り、かつ鮮やかだ。特に、艶やかな音色の割に音抜けの良さも両立している点は他の美音系スピーカーにはあまり無い利点だと感じる。○スリムでソリッドな外観に音のイメージを騙される・・・実際には予想以上にふくよかで音が太く暖かい音のするスピーカーだ。それでいて高域は爽やかに広がる傾向で、まさにPIEGAにしか出せない音の世界である。低域は適度に緩く包容力があり、とても細身のボディから鳴っているとは思えない量感と力感がある。・・・その設計により(美音系スピーカーにしては)低域の反応速度が速く、バスレフから音が遅延して出てきている感は少ない。また、ユニットがエンクロージャー内の気圧に左右されずフリーに動作するため、音の開放感に寄与している。それにより、非常に鳴りっぷりの良い音になっているのが特徴だ。・・・このバスレフの音がうまい具合にピアノの重厚感と低音部の打鍵感に繋がっているのだ。・・・定位の傾向としてはステージを俯瞰するような完全な音場型であり、部屋の壁より奥に定位が現れることもある。演奏は情熱的というよりもどちらかというと冷静に鳴らし、リスナーをリラックスさせることを前提とした音作りだ。○想像以上に広いジャンルを鳴らすPIEGAはよくクラシックに合うとされており、実際その通りの出音だと感じる。滑らかで透き通った弦の響きが聴いていてうっとりする音だ。・・フルートやハープなどの金属楽器も音が気持よく伸びてPIEGAの良さが生きてくる。反面、勢いの良さや熱気が必要な曲は、無駄に綺麗な音で大人しく冷静に鳴らしてしまう・・しかし、鳴りっぷりの良さがあるため意外とどのジャンルの曲も卒なく鳴らす実力はある。○場所や状況に寛容な鳴らしやすいスピーカー能率は91dBもあり、ユニット口径が小さいことも相まってスピーカー自体は非常に駆動しやすい。設置に関しては前述のとおり接地面積も取らず、背面壁との距離を取らなくとも問題になりにくく非常にセッティングが容易だ。また、ツイーターの指向性が広いため内振りの角度を細かに調整せずともしっかりとした定位を得られる。・・・リボンの薄膜は注意しないと・・強力なネオジムマグネットのおかげ・・で金属物が近づくと容赦なく引き寄せられる。格子のような保護機構が付いていると有難かった。