ELAC 310CE 箱、保証書付き

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80年といっても創業当時は水中で使用するソナーなどの製造を手がけていて、オーディオメーカーとしてのスタートは、実は1945年まで待たなければならない。 そうなると音の歴史は60年余りということになるが、終戦後の存亡をかけた企業形態の変移も、それまで培った技術と開発力が礎になった。ELACがあるドイツ北部の小さな都市キールの名は知らなくとも、ホルスタインという名は聞いたことがあるはずだ。ホルスタインは牛の品種名で、それはキールがあるホルスタイン州に由来する。 キールは州都であり、公共の建物にはドイツ国旗の隣に見慣れない旗があって、それがホルスタイン州の旗であると聞いた。さて、戦争が終わってからELACはオーディオ製品の開発に着手したわけだが、いくつか手がけたものの中で最初に成功したのはレコードプレーヤーで、「ミラコード」というヒット・モデルがあった。1957年にステレオ・フォノ・カートリッジを開発。MMカートリッジの特許を取得する。日本においても55シリーズ、その後の79シリーズで名を馳せ、現在でもELACにカートリッジ・メーカーのイメージを抱いているファンも多い。1980年代のCDが登場したあたりから本格的にスピーカー開発を進めたELACは、4PIリボン・トィータ、そしてハイルドライバーというユニークなアイディアを自らの手で改良を重ね、高性能オリジナル・ユニットに昇華させることに成功した。日本に初めてJETトィータを搭載したCL 310 JETが入ってきたのは1997年だが、ちょうどその年にELACのカートリッジの供給が終わった。センセーショナルなデビューを飾ったスピーカーの影で、一世を風靡したフォノ・カートリッジが終焉を迎えていたのだった。キールは戦時中Uボートを造っていた軍港だったが、今でも港では潜水艦が造られていて、遊覧船に乗ると間近でその最新式の姿を見ることが出来る。Uボートは観光で訪れる人が見学できる一艇が残されているのみで、そのそばには戦争で沈められた信じられない数の軍艦、潜水艦のシルエットが壁に刻まれた慰霊塔がある。キールはのどかで美しい場所だ。戦後見事な復興を遂げたこの都市と、いつも進歩的であり続けるELACの発展はこの先も続くだろう。

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